どうもディズニー大好き主婦の(@ririan)です。
ディズニーランドホテルのドリーマーズ・ラウンジで大人気の「アフタヌーンティーセット」。
やっとの思いで予約が取れたけど、そもそも「アフタヌーンティーってどうやって食べるの?」
正しい食べ方や順番などのマナーがあるのか、気になった方は多いのではないでしょうか。
入店してから作法や正しい食べ方を知らずに、恥ずかしい思いをするのはできる限り避けたいものです。
特に、デートであれば尚更そんな思いはしたくありません。
そこで今回は、ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットを食べる際に使える、アフタヌーンティーの作法について徹底解説していきます。
ぜひ、優雅なお茶会を楽しむために役立てていただけたら幸いです。
そもそもアフタヌーンティーとは
アフタヌーンティーの歴史は古く、18世紀から19世紀初頭にかけて、イギリス社会では午後3時から6時の間に軽い軽食を食べる習慣が広まり、その習慣が起源とされています。
現在のような紅茶と共にお菓子や軽食をつまみながらお茶会をする「アフタヌーンティー」という形式が広まったのは、1840年代以降のヴィクトリア時代になってからです。
イギリスのアンナ・マリア公爵夫人が友人を招いて行ったお茶会が、アフタヌーンティーというスタイルを確立したと伝えられ、それ以降アフタヌーンティーは上流階級の社交の一環として人気を集めました。
徐々に一般の人々に広がり、イギリスの伝統的な社交文化の一部となりました。
そのような経緯からアフタヌーンティーを食べる際のマナーや作法が生まれたとされます。
今では日本にも広まり、伝統的な3段重ねのケーキスタンドでのアフタヌーンティーが楽しめるホテルやカフェが増え、アフタヌーンティーという文化が身近になっていますね。
ドリーマーズラウンジのアフタヌーンティーセットのメニュー
ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーの基本的なメニューは、ティーポットに入った紅茶もしくはコーヒーとともに以下の軽食が提供されます。
- オードヴル
キュウリやエッグ、スモークサーモンなどを挟んだサンドウィッチ
(食べやすいようにサイズは小さめ) - ケーキなどのスイーツ
- クロテッドクリーム(濃厚なクリーム)とジャムを添えたスコーン
※メニューは提供される時期によって異なります。
上記のメニューは伝統的なアフタヌーンティーのスタイルである、3段のティースタンド(ケーキスタンド)に盛り付けられています。
基本的なメニューに加えて、スープやサラダなどの「アミューズ」と「デザートプレート」も提供されます。
▶ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットを利用した感想はこちら
ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーの作法
ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットは、3段のティースタンドに加えてスープなどのアミューズやデザートプレートも提供されるため、種類が多く、いったい何から食べて良いのか迷われると思います。
基本的にアフタヌーンティーは下から順に食べていくというルールがあるので、ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットもそのルールを適応すれば間違いありません。
下から順に食べるのがマナー
スープやサラダなどのアミューズやデザートプレートがある場合は、先にそちらを食べてからティースタンドのお料理に手を付けます。
アミューズ→デザートプレート→ケーキスタンド(下段・中段・上段)
お皿の中にあるメニューの食べる順番については特に決まりはありませんが、色や味が薄いものから食べると良いとされています。
というのも、色の濃い味がしっかり付いているものから食べてしまうと、次に食べる物の味が分かりづらくなってしまうからです。
アフタヌーンティーセットの軽食を美味しく頂くためにも、意識してみましょう。
スタンドからお皿は外さない
3段のティースタンド(ケーキスタンド)から、お皿は外さずに食べるのがマナーとされています。
ティースタンド自体にある程度高さがあるため、上の段にいくにつれて取りづらいと感じるかもしれませんが、スタンドからお皿を外さずにお料理を取り分けて食べるようにしましょう。
取り分けはナイフとフォークを使う
綺麗に並べられたケーキスタンドのお料理は、ナイフとフォークを使って自分のお皿に取り分けるのがマナーとされています。
ケーキスタンドから手で取って食べるのはスマートな食べ方とは言えません。
ただし、小皿に入ったオードブルやグラスに入ったデザートを取り分ける場合は、手で取って大丈夫です。
ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットの場合、2名で予約すると2名様分のお菓子とお料理がケーキスタンドに盛り付けられています。
一つのお皿に同じお料理が2個ずつ入っているので、くれぐれも同じものを食べてしまわないように。
自分の分はナイフとフォークを使って取皿に盛り付けてから食べるようにしましょう。
一口で食べられないものは、ナイフとフォークを使って切って食べるのがエレガントです。
スコーンやパンは手でちぎって食べる
スコーンやクロワッサンなどのパンは手でちぎって食べるのがマナーとされています。
ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットには、必ずと言っていいほどスコーンとクロテッドクリーム(濃厚なクリーム)とジャムが盛り付けられています。
スコーンを手で割ってから、バターナイフを使ってクロテッドクリームやジャムを塗って食べましょう。
スコーンは割るとボロボロとこぼれやすいので、取皿の中で割ることをおすすめします。
紅茶などの飲み物は同じ種類であればおかわり可
ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットには、コーヒーまたは紅茶が付いてきます。
同じ種類の飲み物に限りおかわりができ、種類を変更する場合は別途料金がかかります。(ホットをアイスに変更するのにも別途料金が発生)
紅茶の種類は、スイーツやお料理との相性が良い定番の「ダージリンティー」、「アッサムティー」、「セイロンティー」などに加えて、ドイツの最高級品質の紅茶として有名なロンネフェルトの「ウエルネス ブレンドハーブティー」もあります。
ロンネフェルトの紅茶は、老舗の高級ホテルのアフタヌーンティーセットの紅茶にも選ばれている、とっても上品で美味しい紅茶です。
頼むドリンクに悩まれたら、ぜひウエルネス ブレンドハーブティーを選んでみてください。
お茶は自分で注ぐスタイル
本来アフタヌーンティーでのお茶は、スタッフに注いでもらうのがマナー(一般的)とされていますが、ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーでは自分で注ぐスタイルを取り入れています。
紅茶は約2杯分の量が入ったポットで提供され、自分のタイミングでティーカップに注ぎます。
おかわりを頼むタイミングは、ポットの紅茶がなくなってから頼むのがベストです。
ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーでの服装
本来ホテルでのアフタヌーンティーは、少しキレイめなドレスアップをして利用することが一般的です。
しかし、ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーはパークの合間に利用する方が多いことから、カジュアルな服装で利用している方が多いです。
服装に関してはそこまで気にする必要はないかもしれません。
デートならキレイめカジュアル
デートなら男性も女性もキレイめカジュアルなコーディネートで利用するのがおすすめ。
女性ならスカートやワンピース、オフィスカジュアルの様なコーディネートが無難です。
男性ならカジュアルなジャケットスタイルのコーディネートが良いかもしれませんね。
男女どちらも服装に迷ったら、できる限り店内の雰囲気に合うようなキレイめカジュアルなコーディネートを選ぶとよいでしょう。
過度な露出やラフな服装は浮く
夏によく見かける光景なのですが、半袖短パンにビーチサンダルといったラフすぎる服装は、正直言ってドリーマーズ・ラウンジの雰囲気にそぐわないです。
基本的にドリーマーズ・ラウンジは、どんな服装でも入店を断られることはありませんが、露出が多すぎる服装やラフすぎる服装での入店は自分の品位を損ねるだけでなく、スタッフや周りのお客さんを不快にさせかねません。
服装を決める際は、その場の雰囲気に合っているか、周りを不快にさせないかといった点に気をつけながら選ぶとよいでしょう。
まとめ
今回は、ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットの作法について、お料理の食べ方や順番、飲み物の注ぎ方、服装まで詳しくご紹介させていただきました。
【ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーの作法】
- 下から順に食べる
- スタンドからお皿は外さない
- 取り分けはナイフとフォークを使う
- スコーンやパンは手でちぎって食べる
- 紅茶などの飲み物は同じ種類であればおかわり可
- お茶は自分で注ぐスタイル
【ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーでの服装】
- ドレスコードなどの決まりは特にない
- キレイめカジュアルがおすすめ
- 過度な露出やラフな服装は浮く
一緒に行く相手がいる場合は、お料理を食べ進めるペースを相手に合わせながら食べられるとスマートです。
お会計は、座席で行なうのではなくレジで行なうスタイルです。ちなみに、高級ホテルだとサービス料が別途かかりますが、ドリーマーズ・ラウンジではかかりません。
お支払いは現金はもちろん、クレジットカードにも対応していますのでご安心を。
それでは、ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットで優雅なひと時を楽しんできてくださいね。
▶ドリーマーズ・ラウンジのアフタヌーンティーセットを利用した感想はこちら
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