どうもディズニー大好き主婦の(@ririan)です。
彼氏彼女の誕生日や付き合った記念日に、2人にとって特別な日やプロポーズをするために
奮発して東京ディズニーリゾートの中でもコース料理が頂けるマゼランズやS.S.コロンビア・ダイニングルームなどの高級店を予約している方も多いのではないでしょうか。
もしくはこれから予約を考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで不安になるのが食事をする際の「テーブルマナー」。
西洋料理のコースは箸だけを使うことが多い和食や中国料理とは違って、料理によって異なるカトラリーを使うため、使用する順番や正しい置き方などを事前に知っておいて損はありません。
カトラリーの使い方だけでなく、ナプキンの使用方法や綺麗に食べるためのポイントも知っていれば、大切な人との食事でスマートな振る舞いができますね。
そこで本記事では、ディズニーのコース料理を食べる際にも使えるテーブルマナーの基本を易しく解説していきます。
基本のマナーをご紹介していますので、西洋料理以外にも役立つと思います。
※テーブルマナーは同じ空間を共にする相手に不快感を与えない、そして一緒に食事を楽しむためにあるものです。
楽しめなくては意味がないため、基本はおさえつつ、ゆるーくやんわりと覚えておけば良いと思います。
ちなみに、ディズニーのレストランはドレスコードの指定はないので普段着で大丈夫です。
ディズニーでコース料理が頂けるレストラン
東京ディズニーリゾートでは、ディズニーランドとディズニーシーのパーク内のレストランだけでなくディズニー公式ホテル内にもコース料理が頂けるレストランがあります。
コース料理がいただけるレストランといってもピンからキリまであり、頂けるメニューの内容や店内の雰囲気、おもてなしの質や値段も全然違います。
レストランの雰囲気や特徴をホテル・パーク毎にまとめてみたので、これから予約を考えている人は参考にしてみてください。
そして既に予約済みという方は、レストランの特徴から「どの程度のテーブルマナーが必要になりそうかな」などといった所に着目し、参考にしていただけたらと思います。
▶ディズニーのレストランの予約方法はこちら
東京ディズニーランド
- ブルーバイユー・レストラン
(照明が落ち着いており、ムードある店内)
▷ブルーバイユー・レストランのメニューなどの詳細はこちら
東京ディズニーシー
- S.S.コロンビア・ダイニングルーム
(豪華客船内で優雅なお食事が楽しめる) - マゼランズ
(世界の料理を堪能できる荘厳なレストラン)
▷S.S.コロンビア・ダイニングルームのメニューなどの詳細はこちら
▷マゼランズのメニューなどの詳細はこちら
ディズニーホテル
ディズニーランドホテル
- カンナ
(洗練されたスタイリッシュな店内)
▷カンナのメニューなどの詳細はこちら
ホテルミラコスタ
- ロビーラウンジ ベッラヴィスタ・ラウンジ
(ディズニーシーの景観を一望できる店内) - シルクロードガーデン
(本格的な中国料理を堪能できる異国情緒溢れるレストラン) - オチェーアノ
(カジュアルな店内で本格的な地中海料理を頂けるレストラン)
▷ベッラヴィスタ・ラウンジのメニューなどの詳細はこちら
▷シルクロードガーデンのメニューなどの詳細はこちら
▷オチェーアノのメニューなどの詳細はこちら
アンバサダーホテル
- エンパイア・グリル
(アールデコ・スタイルの温かみのある店内)
▷エンパイア・グリルのメニューなどの詳細はこちら
ディズニーのコース料理の特徴(料理が出てくる順番)
コース料理は一般的に7品目で構成さていますが、ディズニーのレストランで提供されているコース料理の品目は、季節やイベント時期など、レストランのコンセプトによって品目が変わってきます。
また、ランチかディナーかによっても品目が変わってくるので予約する際は要チェックです。
コース料理が出てくる順番はパーク、ホテルのどのレストランでも基本的に下記の順番で提供されます。
①前菜 (オードブル)
②スープ
③メイン
肉料理または魚料理など、コースによっては複数あるメインのうちからどれか1つを選ぶ
④デザート
⑤カフェ
ディズニーのコース料理で使える基本のテーブルマナー
ここでは、ディズニーのコース料理で使える基本のテーブルマナーを紹介します。
注文方法
ディズニーのレストランにはメニュー表が置かれていないため、メニューを注文する際はキャストさんから頂く公式サイトのQRコードを読み取る必要があります。
※スマートフォンをお持ちでない方は、キャストさんにその旨をお伝えください。
注文はお水が運ばれてきたタイミングでするのが一番しやすいですが、その時にまだ決まっていないことのほうがおおいと思われます。
そんな時はアイコンタクトや頭の高さあたりでかるく手を上げて注文をお願いするのが、スマートではないでしょうか。
ナプキンを広げるタイミングや使い方
コース料理が頂けるレストランではナプキンが用意されている事が多いです。
そこで悩むのがナプキンを広げるタイミングや使い方ではないでしょうか。
広げるタイミング
コース料理が提供されるレストランの中には、ナプキンが用意されています。
用意されている場合は、お食事や飲み物をオーダーした後や、前菜が運ばれてくる前に膝に広げましょう。
▶ディズニーのレストランで役立つワインの選び方はこちら
使い方
広げるタイミングだけでなく使い方に関しても抑えておきたいポイントがいくつかあります。
まずナプキンは二つ折りにし、折り目を手前にして膝の上に置きます。
このようにすることで折り目の裏側で口を拭くことができるうえに、汚れた部分を隠せます。
また、衣類が汚れるのを防げます。
初めは真っ白なナプキンを汚すことに躊躇うかもしれませんが、口や手が汚れた際はナプキンをどんどん使うのがマナーとされています。
ちなみに、グラスについた口紅をナプキンや手で拭き取るのはNGです。
グラスに口をつける前にナプキンで口周りの汚れを拭き取れば、グラスが汚れることを防げるので試してみてくださいね。
席を立つ際の置き方
食事中にお手洗いなどでやむなく席を立つこともあると思います。
そんな時、膝の上に置いていたナプキンは椅子の上に置くのがスマートです。
退店時は軽く畳んでテーブルの上に置くのが「美味しかった」という合図になります。
逆に綺麗に畳んでしまうと「美味しくなかった、もう二度と利用したくない」というメッセージをお店側に伝えることになってしまうので、美味しかった場合は適当に畳んでテーブルの上に置きましょう。
カトラリーの使う順番と置き方
カトラリーの使う順番と置き方も、ナプキン同様に悩むポイントですよね。
一般的にカトラリーは、プレートを中心に上部にデザート用のスプーンやフォーク、左側にフォーク、右側にナイフやスプーンが置かれています。
※コース料理の品目によってカトラリーの数は異なります。
カトラリーの使う順番
カトラリーは外側から順番に使っていきます。基本的に右側と左側に置かれたカトラリーはペアで使うことが多いです。
一度使ったカトラリーは元の位置には戻さず、食べ終わったお皿と一緒に下げてもらいます。
カトラリーの置き方
カトラリーの置き方で覚えて置きたいのは、食事中・食事終了のサインになる置き方。
食事中で一旦、お喋りをする際やナプキンで口を拭く際は持っていたカトラリーを「八の字」になるようにお皿に置きます。
下記イラストのようにカトラリーを置くことで、食事中であるというサインをお店側に伝えることができます。
カトラリーを八の字にする際は、ナイフの刃が自分側に向くように置きましょう。
お料理が食べ終わり下げてほしい時は、下記写真のようにお皿の上にカトラリーを斜め(4時の方向)に揃えて置きましょう。
もしも落としてしまったら・・・
緊張のあまり思わずカトラリーを落としてしまうなんてこともあるかもしれません。
万が一落としてしまった場合は、自分では拾わずお店の人に拾ってもらうのがマナーです。
小さく手を上げたり、目を合わせて会釈をすればお店の方が対応してくれます。
コース料理の綺麗な食べ方
優雅な店内でのお食事はできる限りエレガントに、そして綺麗に頂けると大人として素敵ですよね。
コース料理に限らず綺麗な食べ方を意識している方は、一緒に食事をする方に好印象を与えます。
逆にいくら素敵な相手でも食べ方が綺麗で無いと知ったら、幻滅しませんか?食べ方というのは見られていないようで意外と見られている部分なので、ぜひチェックしておきましょう。
前菜(オードブル)
コース料理の一番初めに出てくるお料理「前菜」。色鮮でまるでアートのようですよね。
前菜はメニューにもよりますが、基本的にナイフとフォークを使って一口大に切って食べていきます。
転がりやすいトマトなどの野菜をフォークで取る際は、ナイフで壁を作ると転がらずにスマートに取れます。
また、大きめの葉野菜は小さめに切った上で葉野菜をナイフで折りたたむと口に運びやすくなりますよ。
お皿から口元に食べ物を運ぶ際につい、食べ物を落とさないようにと「手皿」をしてしまいがちですが、実はマナー違反なんです。
手皿ではなく、懐紙を使うのがエレガントです。
スープ
前菜の次に運ばれてくることが多いスープは、飲み物ではなく食べ物として「すすらずに」頂くのがマナー。
食べ物を「すする」文化があるのは実は日本だけなんです。
口に運べる分だけスプーンですくい音を立てずに食べましょう。
アントレ(肉料理・魚料理、メインとなるお料理)
お店によってメインとなるメニューは変わってきますが、一般的にコースのメインお料理は肉料理や魚料理、パスタなどの麺類になると思われます。
お肉や魚は左側から一口ずつ切って食べ進めていくのがマナーです。最初から全部切り分けて食べていくスタイルはマナー違反になるため、注意しましょう。
お肉やお魚料理にソースが添えられている場合は、ソースだけが残らないように戦略的に食べていきましょう。
パスタの場合はスープパスタでない限り、フォークだけで食べるのが正式な食べ方です。
パスタに限らず麺類はスープ同様に音を立てずすすらずに頂くのがマナー。
デザート
コース料理の締めにはアイスクリームやケーキ、果物などが添えられたデザートプレートや、デザートが単体で出てきます。
ケーキやアイスなどの出てきたデザートによってスプーンかフォークどっちを使用するか自分で選び、使いやすいもので食べましょう。
数種類のスウィーツが盛り付けられたデザートプレートを食べる際は好きなものから頂くのではなく、最後まで美味しく頂くために味の薄いものから濃いもの、溶けやすいものから食べ進めていくのがおすすめ。
また、崩れやすいミルフィーユははじめに倒してから食べるのもOKです。
パンを食べるタイミング・食べ方
パンは一口大にちぎって食べます。バターを付ける場合は一口大にちぎってからバターナイフを使ってつけるのが◎。
パンが出てくるタイミングはレストランによって異なると思いますが、マゼランズの場合は前菜の後に出てきました。
食べるタイミングはパンが出てきた時に食べてよいですが、パンには口の中をリセットする口直しの役割があるため、お食事を食べながらや料理と料理の間で食べるのが適当です。
レストランによってはパンのおかわりが頂けます。
ただし、パンを食べて良いのはデザートの前までになるため、バランスを考えた上でおかわりすることをおすすめします。
お会計方法
伝票が渡されるタイミングは、デザートもしくは紅茶やコーヒーなどのカフェが運ばれてくるタイミングです。私がマゼランズを利用した際はまさにこのタイミングでした。
お会計は、席で行うのではなくレジで行います。
スマートにお支払いを済ませたい方はクレジットカードなどのキャッシュレス決済が便利です。
パークのほとんどのレストランがキャッシュレス決済に対応しています。
▶使えるキャッシュレス決済の種類やレストランはこちら
まとめ
今回はディズニーリゾートで提供しているコース料理で使えるテーブルマナーをご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか。
意外と見落としがちな部分があったのではないでしょうか。
このテーブルマナーの記事は、私が実際にディズニーシーのマゼランズを利用した際に「これであっているのかなと」不安に思うことがあったので、これから行かれる方には自信を持ってディズニーのコース料理を楽しんでいただきたいと思い勉強し、つくられたものになります。
そのため、諸説あるテーブルマナーの一つとして参考にしていただけますと幸いです。
まだレストランの予約がお済みでない方は下記の記事もあわせて御覧くださいね。
▶ディズニーのレストランで役立つワインの選び方はこちら
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