ディズニーのレストランで役立つワインの選び方やマナーを解説!料理とのマリアージュを楽しもう

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りりあん
りりあん

どうもディズニー大好き主婦の(@ririan)です。

ちょっと奮発してディズニーランドやディズニーシー、ディズニーホテルのレストランで、お料理と一緒にワインを楽しみたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

そこで気になるのが、「ワインの選び方や頂く際のマナー」

特にコース料理やスペシャルセットが頂けるディズニーホテルのレストランやディズニーシーのレストラン、「マゼランズ」や「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」、「リストランテディカナレット」、お酒をメインで楽しめる「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」はワインの種類が豊富です。

ワインの種類にもよりますが、グラスからの注文はもちろん、ボトルでの注文もできます。

パークではカジュアルにワインを楽しめるレストランも増えてきていますが、グラスでも一杯1,000円前後し、ボトルになると10,000円前後するものもあるため、できる限り失敗したくない。

注文した料理との相性が合うものを選びたいですよね。

そこで本記事では、ディズニーのレストランで役立つワインの基礎知識と選び方、マナーを易しく解説していきます。

ぜひ、パークでワインを楽しみたいという方は参考にしてみてくださいね。

飲酒は20歳になってからと法律で決められています。

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ディズニーのレストランで役立つワインの基礎知識

ぶどうを発酵させて作られるアルコール飲料「ワイン」。

そのワインの製造は紀元前6,000年以上前にまで遡り、お酒の中でも最も長い歴史をもち、歴史的にも文化的にも世界中に大きな影響を与えてきた飲料といっても過言ではありません。

そんな、奥深きワインにまつわる基礎知識を簡単にまとめてみました。

ワインの産地(旧世界・新世界)

ワイン選びでよく目にする「旧世界ワイン」と「新世界ワイン」という言葉。

なにがどう違うの?というお話なのですが、これを知るとワイン選びが格段に楽しくなります。

今や世界中で作られているワインですが、大航海時代以前はヨーロッパを中心に作られていました。

ヨーロッパ全土にワインの生産や消費を拡大させたのが、あの世界史で多大なる影響を与えた宗教「キリスト教」の存在です。

新約聖書で最も有名なシーン、「最後の晩餐」でイエス・キリストは、「パンは私の体である」・「ワインは私の血である」という言葉を残しており、キリスト教徒にとってワインは神聖な飲み物として扱われ、修道院で大きくワイン造りが発展します。

キリスト教の布教とともにワインはヨーロッパに広がり、フランスを中心にイタリア、スペイン、ドイツなどがワインの産地として有名に。

そう、「旧世界ワイン」とは、大航海時代以前から伝統的に生産されてきたヨーロッパワインのことを指します。

旧世界ワイン産地
  • フランス
  • イタリア
  • ドイツ
  • スペイン
  • ポルトガル
  • オーストリア他

逆に「新世界ワイン」は、コロンブスやマゼランなどが活躍した時代「大航海時代」以降に、ヨーロッパの探検家たちによってブドウが新世界(アメリカ大陸)に持ち込まれたことをきっかけに広まった産地のワインのことを指します。

新世界ワイン産地
  • アメリカ
  • チリ
  • アルゼンチン
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • 南アフリカ
  • 日本 他

旧世界ワインは歴史的に栽培されてきたブドウ品種や製法を使用し、伝統に従って生産するスタイルです。

その一方で新世界ワインは伝統的な製法に囚われず、革新的なスタイルで生産しているため、安くても美味しいものが沢山あります。

赤ワイン・白ワイン・ロゼワインの違い

ワインには赤ワイン、白ワイン、ロゼワインがあり、パークのレストランでも頼むことができます。

しかし、注文時に赤ワイン・白ワイン・ロゼワインってなにが違うんだろうと、ふと疑問に思う方も多いでしょう。

この3種類のワインは、使用されている葡萄と製造方法が異なります。そのため当然味わいも違います。

赤ワインの特長と合う料理

まず、赤ワインは濃い紫色のような果皮をまとった「黒ぶどう」が使用されています。

代表的な赤ワインのブドウ
  • カベルネソーヴィニヨン
  • ピノ・ノワール
  • メルロー

収穫した黒ブドウを破砕して果皮と果汁を一緒に発酵させることによって赤ワインが作られます。

製造過程から、濃厚な風味、赤ワインは独特の渋み「タンニン」を強く感じられます。

タンニンを強く含んだ赤ワインは、女性に嬉しいポリフェノールが豊富です。

ちなみに赤ワインは以下の3つの種類に分けられます。

  • フルボディ
  • ミディアムボディ
  • ライトボディ

フルボディは、タンニンを強く感じ濃厚でパワフルな味わいです。赤ワインの中で最も味わいが「重い」です。

ミディアムボディは、ライトボディとフルボディの中間ぐらいの味わいで、渋みや香りのバランスがちょうど良いです。

ライトボディは、渋みが少なくサラッとした「軽い」味わい。ワイン初心者さんでも飲みやすいです。

【赤ワインに合う料理】

味付けの濃いものや赤身肉の肉料理、濃厚なソースが絡んだパスタなど

白ワインの特長と合う料理

白ワインは、緑または黄色のような果皮をまとった「白ぶどう」を使用しています。

代表的な白ワインのブドウ
  • シャルドネ
  • ソーヴィニヨン・ブラン
  • リースリング

収穫した白ブドウの果汁のみを使用し発酵させることによって白ワインが作られます。

赤ワインの製造方法と違って果皮は除去されるため、渋みが少なく軽やかでフルーティーな味わいです。

ちなみに白ワインは以下の2つの味わいに分けられます。

  • 辛口
  • 甘口

辛口の白ワインは、発酵時間が長いため糖分の多くがアルコールに変化するため、甘さが控えめでキリッとした爽やかな味わいです。

甘口の白ワインはぶどうの糖分を残しているため、酸味はまろやかでフルーティーな味わいです。

【白ワインに合う料理】

色の薄いさっぱりとした魚料理や鶏肉料理、和食など

ロゼワインの特長と合う料理

ロゼワインは赤ワインと同じく、「黒ぶどう」を使用しています。

代表的なロゼワインのブドウ
  • グルナッシュ
  • カベルネ・ソーヴィニヨン
  • ピノ・ノワール

製造方法はいくつかあり、最もスタンダードなのが黒ぶどうから自然に出た果汁を発酵させて仕上げる「セニエ法」です。

黒ぶどうを破砕して果皮と果汁を一緒にタンクに漬け込み、ほどよく色がついたところで果皮や種子を取り除き、果汁のみを発酵させることで綺麗なピンク色のワインに仕上がります。

軽やかでフルーティーな風味とさっぱりとした口当たりから、どんなお料理とも相性抜群。

【ロゼワインに合う料理】

魚介料理や肉料理、カプレーゼなどの軽めの前菜や寿司、刺し身など

ワインとスパークリングワインの違い

ディズニーのレストランによっては、ワインだけでなくスパークリングワインを用意しているお店もあります。

では、ワインとスパークリングワインってなにが違うの?というお話ですが、違いはシュワシュワっとした発泡性があるかないかです。

この泡立つ性質は、ワイン内に二酸化炭素ガスが封入されていることによって生じており、製造方法は多種多様です。

また、呼び方も国ごとに異なり、フランスだと「ヴァンムスー」、イタリアだと「スプマンテ」、スペインは「エスプモーゾ」といいます。

代表的なスパークリングワイン
  • シャンパン(フランス)
  • プロセッコ(イタリア)
  • カヴァ(スペイン)

スパークリングワインといえば、シャンパンを思い浮かべる方が多いと思われますが、実はシャンパンと名乗れるのは、フランスのシャンパーニュ地方で製造され、なおかつ厳しい基準をクリアしたものだけです。

そのため、シャンパンはスパークリングワインのなかでも特別なお酒として扱われています。

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ディズニーのレストランで役立つワインの選び方

実際にディズニーのレストランでワインを注文するとなると気になるのが、

どのようにして料理とワインを合わせたら良いのか、またグラスにするかボトルにするかだと思われます。

ここではそんなお悩みを解決するために、簡単な選び方をまとめてみました。

料理の色やソースの濃さに合わせて選ぶ

注文するお料理が色が濃く濃厚なソースがかかっていたり、絡んでいたりする場合は、赤ワイン。

色が薄く淡白な味わいの魚料理や鶏肉料理、クリームソースが絡んだパスタや料理は白ワイン。

色が濃くもなく薄くもない料理はロゼワインといったように、料理の色や味の濃さに合わせて選ぶと失敗が少ないです。

飲みやすさで選ぶ

注文するお料理との相性を考えてワインを選ぶことはもちろん大切ですが、ワイン初心者さんであれば飲みやすさで選ぶのもおすすめです。

赤ワインはタンニンが多く含まれているため、渋みが強く感じられます。そのためさっぱりとしたフルーティーな味わいの白ワインのほうが一般的に飲みやすいと言われています。

また、冷やして飲むことが多いロゼワインやスパークリングワインも飲みやすく、どんなお料理とも相性が良いです。

ボトルにするかグラスにするか

ディズニーのレストランで提供しているワインの中には、グラスだけでなくボトル(ハーフボトル含む)で注文できるものがあるため、ボトルにするかグラスにするか悩まれる方も多いでしょう。

ワインの種類によっては、グラスだけで2,000円前後するものもあるため、2人以上で何杯も飲みたい場合はボトルを選んだほうがコスパが良いです。

ただし、ボトルは持ち帰ることができないので注意が必要です。

お試しに飲んでみたいという方や、料理に合わせてペアリングしたいという方はグラスがおすすめ。

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ディズニーのレストランで役立つワインの飲み方 (マナー)

最後にワインを頂く際に抑えておきたいマナーを簡単にご紹介します。

ディズニーのレストランの中でもコース料理が頂ける、ディズニーホテルのレストランやディズニーシーの「マゼランズ」、「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」などで役立ちますよ。

▶ディズニーのコース料理で役立つテーブルマナーはこちら

テイスティングはエスコートする側が行う

テイスティングがある場合は、エスコートする側が行います。

カップルであれば男性、グループであれば主催者として誰か一人が代表になり行います。

テイスティング時に注目するポイントは以下の3つです。

  • 色合い
    (濁っていないか、コルクのくずが入っていないか、など)
  • 香り
    (無臭、カビの臭いがしていないかなど)
  • 味わい
    (酸っぱくなりすぎていないかなど)

注ぐ注がれるときのマナー

ワインを注がれる際は、グラスは持ち上げずテーブルに置いたまま注いでもらうのがマナーとされています。

ボトルを頼みご自身で注ぐ際は、ラベルを上にして男性から女性に注ぐのがマナーです。

女性が複数人いる場合は、年長者の方から注ぎましょう。

ワイングラスの持ち方

ワイングラスの持ち方は二通りあり、グラスのボウル部分を軽く包み込むようにして持つ方法と、ワイングラスの脚(ステム)を持つ方法があります。

世界的にみるとボウル部分を軽く包み込む持ち方が一般的とされていますが、ディズニーのレストランにおいてはワイングラスの脚(ステム)を持つ方法のほうが浮きません。

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まとめ

今回は、ディズニーのレストランで役立つワインの基礎知識と選び方、マナーを易しく解説させていただきました。

いかがでしたでしょうか。

簡単なワインにまつわる基礎知識と選び方、マナーを知れば、ディズニーのレストランでのワイン選びも怖くありません。

また、世界史にとても強い影響を与えたワインを知ることは、世界をテーマにしたディズニーシーをより一層楽しむきっかけにもなります。

ちなみにディズニーシーで有名なレストラン「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」は、ワイナリーを改装してつくられたレストランです。

世界のディズニーパークにおける架空の団体、S.E.A.のメンバーである「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は、ぶどう畑を所有するほどのワイン好きだったという面白い逸話もあります。

ワインは奥が深くかなり面白いので、この記事を参考に興味を持っていただけたら幸いです。

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