東京ディズニーランドで行われているナイトパレード、「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」。
2001年6月1日からスタートし、その都度リニューアルしながら今もなお、夜のディズニーランドを華やかに彩り沢山の人々に感動を与えています。
そんな長年愛され続けるドリームライツは、ランドのテーマポートに合わせたディズニー映画を題材としたフロートで構成されています。
そう、ディズニー映画が好きな方にはたまらないナイトパレードなのです。
今回は、光り輝くフロートにスポットを当て、登場フロートとフロートに隠された仕組みについても解説していきます。
- エレクトリカルパレード・ドリームライツの登場フロート(全21台)
- 1番目:パレード先頭は妖精の「ブルーフェアリー」
- 2番目:力強く勇ましい「光の騎士」
- 3番目:心踊る「ミッキーのドリームライツ・トレイン」
- 4番目:笑みを浮かべる「チェシャ猫」
- 5番目:妖精の世界「ディズニー・フェアリーズ」
- 6番目:強い絆で結ばれた「ピートとドラゴン」
- 7番目:荒れ狂う嵐へと進む「海賊船」
- 8番目:おもちゃの世界「トイ・ストーリー」
- 9番目:魔法の王国「アラジン」
- 10番目:ランプの魔人「ジーニー」
- 11番目:無数のランタンで彩る「塔の上のラプンツェル」
- 12番目:お城へと向かう「かぼちゃの馬車」
- 13番目:華やかな「ボールルーム」
- 14番目:ビー アワ ゲスト「ルミエール」
- 15番目:舞踏会「ステンドグラス・ローズ」
- 16番目:そびえ立つ「氷の城」
- 17番目:光り輝く蒸気船「ショートボート」
- 18番目:カラフルな飛行船「エアシップ」
- 19番目:月が印象的な「ザ・ムーン」
- 20番目:太陽が印象的な「ザ・サン」
- 21番目:ラストを飾る「スポンサーフロート」
- エレクトリカルパレード・ドリームライツのフロートの仕組み
- まとめ
エレクトリカルパレード・ドリームライツの登場フロート(全21台)
メイン楽曲「バロック・ホウダウン」(Baroque Hoedown)にあわせて、キャラクター達を乗せた光り輝く全21台のフロートが、パレードルートを華やかに彩ります。
ちなみにフロートに使われている電飾の数はなんと、100万個です。
ここでは、エレクトリカルパレード・ドリームライツで登場するフロートを登場順にご紹介していきます。
あわせて、出演しているキャラクターもご紹介していきますので、キャラクター好きの方は見逃さないようにチェックしておきましょう。
1番目:パレード先頭は妖精の「ブルーフェアリー」
パレードのオープニングを飾るのは、美しい羽が特徴的な妖精「ブルーフェアリー」です。
ブルーフェアリーは映画「ピノキオ」に出演しており、人形だったピノキオに魔法で命を吹き込み、人間の男の子に変身させた、魔法が使える妖精です。
光の魔法がかかった「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」の先頭にふさわしいキャラクターです。
- ブルーフェアリー
2番目:力強く勇ましい「光の騎士」
ブルーフェアリーの後に続くのは「光の騎士」です。
騎士が乗る馬は、ペガサスのような力強い羽を持ち、今にも夜空を飛んでいきそうです。
3番目:心踊る「ミッキーのドリームライツ・トレイン」
エレクトリカルパレードを象徴する「ミッキーのドリームライツ・トレイン」。
運転席にはグーフィー、ドラム型のフロートにはミッキーとミニーが搭乗しています。
ちなみに2022年7月1日にフロートとキャラクターのコスチュームがリニューアルされています。
- ミッキー
- ミニー
- グーフィー
4番目:笑みを浮かべる「チェシャ猫」
映画「ふしぎの国のアリス」を題材にしたフロートです。
鮮やかに輝くチェシャ猫のしっぽには、コーヒーカップに座ったアリスがいます。
このチェシャ猫のフロート、途中でライトが暗くなり、目と口だけになるのですが、これがまた愉快です。
まるで映画の中のワンシーンから飛び出してきたかのような、ワクワクするフロートにめが離せなくなること間違いありません。
- アリス
5番目:妖精の世界「ディズニー・フェアリーズ」
沢山のお花が飾られた華やかなフロート、「ディズニー・フェアリーズ」
映画「ティンカーベル」をモチーフにしたフロートで、フロートの先頭にはなんとも可愛らしいティンカーベルの姿があります。
- ティンカー・ベル
6番目:強い絆で結ばれた「ピートとドラゴン」
チェシャ猫の後に続くフロートは、映画「ピートとドラゴン」を題材にしたフロートです。
日本では未公開だったため、あまり馴染みのないディズニー作品かもしれませんが、エレクトリカルパレードでは長年出演しています。
鮮やかな緑色に輝くドラゴン(エリオット)の手には少年ピートがちょこんと座っています。
ドラゴンのエリオットが鼻から出す煙がみどころです。
- ピート
7番目:荒れ狂う嵐へと進む「海賊船」
続いて登場するのは映画「ピーターパン」を題材にしたフロートです。
海賊船(ジョリー・ロジャー号)には、ピータパンでお馴染みのキャラクター達が乗船しています。
光の色が色彩豊かに変化するため、目が離せなくなるフロートです。
また、海賊船から煙がでる演出も見事です。
- ピーターパン
- ウェンディ
- フック船長
- Mr.スミー
8番目:おもちゃの世界「トイ・ストーリー」
後に続くのはPIXAR作品のなかでも人気のある、映画「トイストーリー」を題材にしたフロートです。
フロートはおもちゃの世界観を存分に演出したものとなり、トイ・ストーリーでお馴染みのキャラクター達があちこちに飾られています。
例えば、ミスターポテトヘッドやミスポテトヘッド、スリンキーやレックスなど。
フロートにはトイ・ストーリーで人気のキャラクター達が搭乗しています。
- ウッディ
- バズ
- ジェシー
9番目:魔法の王国「アラジン」
トイ・ストーリーの後に続いて登場するフロートは、ディズニー映画「アラジン」を題材としており、宮殿を模した優雅なフロートに仕上がっています。
フロートの後部には、アラジンの親友のアブー(猿)とジャスミンに仕えるラジャー(虎)が飾られています。正面ばかりに目が行きがちですが、ぜひフロートの後部も確認してみてください。
フロートには映画アラジンでお馴染みのキャラクター達が搭乗。
宮殿のフロートは光の色が色彩豊かに変化するため、ディズニーランドをゴージャスに彩ります。
- アラジン
- ジャスミン
10番目:ランプの魔人「ジーニー」
続いて登場するのは一際目立つ、ランプの魔人「ジーニー」フロート。
こちらも世代を問わず愛され続けるディズニー映画「アラジン」を題材としたフロートになり、ジーニーの鮮やかなブルーを限りなく近い形で再現しています。
このフロートの見どころはジーニーが様々な姿に変身するところです。
通常の青のジーニーから、ドナルドのコスチュームを着たジーニーになったり、ミスターインクレディブルのスーツ姿になったりと、とてもユニークなフロートです。
11番目:無数のランタンで彩る「塔の上のラプンツェル」
続いて登場するのは映画「ラプンツェル」に出てくる塔をモチーフにしたフロートです。
塔の正面にはラプンツェルがおり、塔に巻かれる黄色の光は、不思議な力を持つラプンツェルの長い髪。
また、塔を取り囲むように咲く金色の花や、ラプンツェルの誕生日に浮かぶ無数のランタンもあり、劇中でもっとも印象的なシーンをしっかりと再現したフロートに仕上がっています。
映画の世界観をしっかりと再現しているフロートであるため、ラプンツェル好きには堪らないはず。
- ラプンツェル
- フリン・ライダー(ユージーン)
12番目:お城へと向かう「かぼちゃの馬車」
続いて登場するフロートは、ディズニープリンセス映画「シンデレラ」を題材としており、シンデレラが「かぼちゃの馬車」に乗り、お城へと向かう映画のワンシーンを演出しています。
馬車のフロートの電飾はシンデレラのイメージカラーであるブルーを基調とし、音楽に合わせて光が優雅に変化します。
シンデレラ城をバックに馬車のフロートを鑑賞すると、よりシンデレラの世界を満喫することができます。
- シンデレラ
13番目:華やかな「ボールルーム」
シンデレラのかぼちゃの馬車の後に続くのは、魔法使いのフェアリーゴッドマザーとチャーミング王子、ネズミのスージーとパーラーが搭乗する華やかなボールルームです。
映画の舞踏会のシーンを彷彿とさせる豪華なフロートに、思わずうっとりしてしまいます。
フェアリーゴッドマザーの魔法の杖によって、光が優雅に変化するところがみどころです。
- プリンス・チャーミング
- フェアリーゴッドマザー
- スージー
- パーラー
14番目:ビー アワ ゲスト「ルミエール」
続いて登場するフロートも、ディズニープリンセス映画を題材としたフロートになります。
東京ディズニーランドのアトラクションとしても登場した映画「美女と野獣」をモチーフにしており、おもてなしが大好きな「ルミエール」が重ねられた食器のフロートに乗って登場。
今にもひとりぼっちの晩餐会の曲に乗せて、お料理のおもてなしが始まりそう。
15番目:舞踏会「ステンドグラス・ローズ」
続いて登場するフロートも、映画「美女と野獣」を題材としており、町娘のベルが舞踏会で野獣と一緒に踊る映画のワンシーンを演出しています。
鮮やかな光と、ローズが描かれたステンドグラスがとてもキレイなフロートです。
キャラクターの頭上には、舞踏会を華やかに演出するシャンデリアが飾られています。
- ベル
- 野獣
16番目:そびえ立つ「氷の城」
続いて登場するフロートも、知らない人はいないディズニープリンセスの名作「アナと雪の女王」を題材にしたフロートです。
エルサの魔法で造られた氷の城を忠実に再現した、迫力あるフロートです。
氷の城の電飾はブルーを基調とし、氷の冷たさを見事に演出しています。
- エルサ
- アナ
17番目:光り輝く蒸気船「ショートボート」
ドナルドとデイジーが乗船する、光り輝く「ショートボート」が見えてきたら、エレクトリカルパレード・ドリームライツもいよいよフィナーレを迎えます。
フィナーレに相応しい、ダイナミックで豪華な蒸気船フロートは色彩豊かにキラキラと光ります。
蒸気船の舵を取るのは「ドナルドとデイジー」。後方には三匹のこぶたが乗船しています。
煙突からは煙が出ており、今にも夜空に出向しそうです。
- ドナルド
- デイジー
- 三匹のこぶた
18番目:カラフルな飛行船「エアシップ」
ショートボートの後に続くのは、カラフルに輝く飛行船「エアシップ」のフロートです。
音楽に合わせて変わる光の電飾は、心奪われる綺麗さです。
飛行船のバルーンを見事に再現していますね。
- チップ
- デール
19番目:月が印象的な「ザ・ムーン」
後に続くのは月が印象的な「ザ・ムーン」のフロートです。
前方には映画「ピノキオ」に登場するキャラクターが、後方にはリロとスティッチが搭乗しています。
フロートには羊や山羊、小鳥の飾りや花の形の電飾が施され、おとぎの国感溢れるフロートに仕上がっています。
- ピノキオ
- ジミニー・クリケット
- ゼペット
- スティッチ
- リロ
20番目:太陽が印象的な「ザ・サン」
月が印象的な「ザ・ムーン」の後に続くのは、太陽が印象的な「ザ・サン」のフロートです。
まるで夜明けを彷彿とさせる並びになっており、ディズニーならではの粋な演出。
- ホセ・キャリオカ
- パンチート
- プルート
- マリー
21番目:ラストを飾る「スポンサーフロート」
エレクトリカルパレード・ドリームライツのラストを飾るのは「スポンサーフロート」。
日本ユニシスが2022年4月1日から商号を「BIPROGY」に変更したことにより、スポンサーフロートもリニューアルされました。
光り輝く蝶々が美しいフロートに仕上がっています。
エレクトリカルパレード・ドリームライツのフロートの仕組み
エレクトリカルパレード・ドリームライツは、100万個もの電飾を施したとても大きなフロートで構成されています。
これらの大きなフロートは、どのようにしてパレードルートを通っているのか気になっている方は多いのではないでしょうか。
ドリームライツで使用されているフロートの全ては自動で動いているのではなく、実は運転手の方の操作によって動いているのです。
いわゆるバッテリーを搭載した電気自動車ってやつです。
鑑賞する私達ゲストには、運転手が実際に操作している姿を見せないように巧みに隠されています。
では、どの様にフロートを誘導しているのかについては、お気づきの方もいるかもしれませんが、フロートの付近には必ずキャストさんがおり、そのキャストさんと運転手の方が緻密にコンタクトを取りながら、フロートを進行させています。
ディズニーリゾートという夢の世界は、様々なキャストさんの働きによって素敵に演出されているのですね。
まとめ
今回は、東京ディズニーランドで行われているナイトパレード「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」のフロートにスポットを当て、登場フロートやフロートに隠された仕組みについて徹底解説していきました。
初めて鑑賞される方はもちろん、久しぶりに鑑賞される方も、ぜひ一つ一つ作り込まれたフロートに注目しながら、エレクトリカルパレードを楽しんでみてくださいね。
ちなみに、エレクトリカルパレード・ドリームライツは鑑賞するスポットによって、パレードの観え方が変わります。
下記記事ではエレクトリカルパレードを50回ほど観てきた筆者が、選りすぐりの鑑賞場所をご紹介しています。どこで鑑賞するか迷っている方はぜひチェックしてみてくださいね。
それではパークでの素敵な一日を。
▶エレクトリカルパレード・ドリームライツの前に行われていた「ファンティリュージョン」について気になる方は、ぜひ下記記事をチェックしてみてくださいね。
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