どうもディズニー大好き主婦の(@ririan)です。
東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントに停泊している豪華客船「S.S.コロンビア号」。
ニューヨーク港で出港を間近に控えた「S.S.コロンビア号」は、ディズニーシーに停泊する数々の船と比べて全長140mと圧倒的なスケールを誇り、そして本物感を見事に再現した、パークのシンボル的建物です。
そんなアメフロのシンボル、S.S.コロンビア号自体に今回はスポットをあて、意外と知られていない豆知識やバックグラウンドストーリー、知る人ぞ知るS.S.コロンビア号の穴場スポット「デッキ(甲板)」への行き方もご紹介していきます。
ディズニーシーのS.S.コロンビア号はレストランを予約していない方でも船内に入ることができるため、ぜひ楽しみたい方はチェックしてみてくださいね。
S.S.コロンビア号とは
S.S.コロンビア号は、20世紀初頭のアメリカに見られた大都会や港町をモチーフにしたアメリカンウォーターフロントの「ニューヨークエリア」にある、全長140mにおよぶ豪華客船です。
そんな、全長140mに及ぶ「S.S.コロンビア号」内には、3つの施設が入っています。
- レストラン「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」
- 本格的なお酒が楽しめる「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」
- ウミガメのクラッシュと会話ができる人気アトラクション「タートルトーク」
今でこそ、ディズニーシーのコンセプトである「冒険とイマジネーションの海へ」に欠かせない建物の一つですが、第2パークの構造計画時点では予算の兼ね合いなどから現在の大きさにするのは難しいのではないかといった議論が行われていました。
しかし、テーマパークのデザインや設計を専門的に行うディズニー社のイマジニアの本物感に対する熱意が尊重され、圧倒的スケールを誇る「S.S.コロンビア号」は誕生しました。
ディズニー社のイマジニアと、世界に一つしかないディズニーパークを創りたいと思うオリエンタルランド社の熱意なくして、「S.S.コロンビア号」の完成は成し遂げられなかったでしょうね。
BGS(バックグラウンドストーリー)
パークのアトラクションや建造物にはバックグラウンドストーリーが用意されていることが多く、S.S.コロンビア号にも実はしっかりストーリーが用意されています。
S.S.コロンビア号には推進式を無事終え、1912年3月20日の処女航海を控えているという細かな設定があります。
船内のレストラン「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」では、S.S.コロンビア号を讃える祝賀パーティーが行われている最中。
私達ゲストは、まさに祝賀ムードにつつまれたアメフロのニューヨークエリアに訪れているのです。
S.S.コロンビア号にまつわる豆知識
ここではディズニー社、オリエンタルランド社の強い想いから誕生した「S.S.コロンビア号」にまつわる豆知識をご紹介していきます。
知ってるとより、「S.S.コロンビア号」を楽しめるかと思いますのでチェックしてみてくださいね。
S.S.コロンビア号のS.S.はなんの略
アメリカンウォーターフロントのシンボル「S.S.コロンビア号」の名前にあるS.S.は、Steamship(蒸気船)の略になります。
実際に動く訳ではありませんが、石炭や燃料を用いて動く蒸気機関の船として扱われています。
蒸気船といえば、東京ディズニーランドにも優雅な蒸気船「マークトウェイン号」がありますね。
所有者はハイタワー三世と深い関係のある人物
さて、ディズニーシーにある巨大な建物、S.S.コロンビア号には実は所有者がいるのをご存知でしょうか。
その所有者は、船会社U.S.スチームシップカンパニーのオーナーを務めるコーネリアス・エンディコット三世という実業家です。
船会社U.S.スチームシップカンパニーはS.S.コロンビア号の他に、
・S.S.フーサトニック号とS.S.モノンガヒラ号を所有
・ニューヨーク・グローブ通信という新聞社も所有
あまり知られていない存在ですが、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアで大成功を収め、絶大な影響を与えた存在であることは確かです。
成功を収めたアメフロの実業家といえばもう一人、ホテルハイタワー(タワー・オブ・テラー)のオーナーであるハイタワー三世がいました。
ハイタワー三世が行方不明になるまでは、エンディコット三世とハイタワー三世はアメフロの実業家としてライバル関係にあったのです。
しかしエンディコット三世の愛娘「ベアトリス・ローズ・エンディコット」は、冒険家のハイタワー三世に憧れており、皮肉なことに彼が失踪したあとホテルハイタワーの保存と修復に力をいれています。
また、見学ツアー「タワー・オブ・テラー」を主催しているのも彼女なんですよ。
モデルは実在した「タイタニック号」?
S.S.コロンビア号は、実在していた船「タイタニック号」をモデルにして造られたたのではないかといった噂が流れています。
2つの船を比べてみると煙突の数や大きさは異なるものの確かにデザインが似ているため、タイタニック号がモデルになったのではないかと噂されるのも納得です。
出典:Wikipedia
デザインの他に、推進式が行われた年や処女航海の年も同じである点や、タイタニック号沈没した日付、4月15日にS.S.コロンビア号の推進式が行われている点などからも共通点が非常に多いです。
また、4月15日という日付は東京ディズニーリゾートにとって思い入れ深い日付のため、モデルにしていると公にしてはいないものの、少なからず意識している可能性が高いでしょう。
実は入れる「S.S.コロンビア号のデッキ(甲板)」の行き方
S.S.コロンビア号にまつわる豆知識を知ったら、実際にデッキを散策して楽しんでみましょう。
ちなみにS.S.コロンビア号には全部で4箇所デッキがあります。
- 1階部分「Dデッキ」
- 2階部分「Cデッキ」
- 3階部分「Bデッキ」
- 4階部分「Aデッキ」
Aデッキ以外は、誰でも入ることが可能です。私が特におすすめしたいのが船首に出られるデッキ(甲板)。
恐らくみなさんが入ることができるのか、どうやって入るのか気になっているのも船首に出られるデッキ(甲板)ではないでしょうか。
実際にどうやって行けるのか調査してきたので、デッキ(甲板)への行き方を写真で解説していきます。
デッキへの行き方は「TO ALL DECKS」の看板がある外階段から行く方法と、S.S.コロンビア号の1階入り口から行く方法があります。
「TO ALL DECKS」の看板がある外階段から行く方法
まず、「TO ALL DECKS」の看板がある外階段から行く方法ご紹介。
この看板がある外階段は、人気アトラクションタートルトークに隣接するような形であります。
階段を上ると、乗客や乗員の乗降に欠かせない搭乗橋に繋がり、この橋を直進します。
橋を渡り終わったら、船内には入らず右に曲がってください。
ここがCデッキ、S.S.コロンビア号の2階部分にあたります。
Cデッキを直進しすると下記写真の場所にたどり着きます。このエリアにある階段を上ると船首に出られるデッキ(甲板)に行けますよ。
S.S.コロンビア号の1階入り口から行く方法
続いてご紹介する行き方は、S.S.コロンビア号の1階入り口から行く方法です。
「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」と「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」のレストラン名が書かれた看板をくぐり直進します。
直進すると船内に入ることができ、船内にあるエレベーターもしくは階段を使ってBデッキに行きます。
お子様が居る方は、エレベーターを使って行くのがおすすめです。
船内にあるエレベーターもしくは階段を使って3階に向かったら、船内から一旦出て左に曲がります。
するとBデッキにでることができ、そのまま直進すると甲板に到着します。
船首甲板(デッキ)に行くにはこのエリアにある階段をさらに下ってください。
デッキ(甲板)から見れる景色
最後に、デッキ(船首甲板)から見れる景色をご紹介します。
- 東京湾
- 東京ディズニーシーを一望できる
右側は東京ディズニーシーに面しているため、東京ディズニーシーを一望できます。
パークのシンボル的存在「プロメテウス火山」はもちろん、ニューヨークエリアとケープコッドを繋ぐ橋「ハドソン・リバー・ブリッジ」や、ディズニーシーで一番大きな橋「ポンテ・ヴェッキオ橋」なども見れますよ。
▷ポンテ・ヴェッキオ橋の豆知識は下記記事でまとめています。
まとめ
今回は「S.S.コロンビア号」をより楽しむために知っておきたい豆知識をご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか。
豆知識を知ることで、S.S.コロンビア号に対する見え方がかわり、今までとは一味違う楽しみ方ができるのではないでしょうか。
ぜひ、ディズニーシーに訪れた際はS.S.コロンビア号を満喫してみてくださいね。
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