【美女と野獣“魔法のものがたり”】Qラインの見所を徹底紹介!待ち時間も楽しもう

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東京ディズニーリゾート
りりあん
りりあん

どうもディズニー大好き主婦の(@ririan)です。

フランスが舞台のディズニー長編アニメーション「美女と野獣」の世界観を体験できる、東京ディズニーランドのアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」。

人気アトラクションのため、平日休日問わず長蛇の列ができ、待ち時間も発生します。

そのため、待ち時間を少しでも退屈せず楽しめたら良いと思いませんか?

実は美女と野獣“魔法のものがたり”はQライン(アトラクションの待機列)から楽しむことができるので、ただ乗り場の順番を待っているだけというのは非常に勿体ないのです。

そこで今回は細部までこだわり抜かれた待機列の見所を私なりに紹介していきます。

「待機列に隠された仕掛けや魔法を見てたら、もうアトラクションの乗り場に着いちゃったよ」となっていただけたら幸いです。

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「美女と野獣“魔法のものがたり”」Qラインの見所を紹介

美女と野獣“魔法のものがたり”は、Qライン(アトラクション待機列)からすでにアトラクションが始まっていると言ってもいいくらい、物語のシーンを忠実に再現した装飾・セットが施されています。

そのクオリティの高さは、おそらく東京ディズニーランドにあるどのアトラクションと比べても、圧倒的に優れていると私は思います。

それほど映画の世界に没入できるQラインなのです。

思わず写真に収めたくなること間違いありませんよ。

フランスを感じられる「小道具」

長時間の待ち時間が発生する際は城外(お城に向う橋からではない所)から並び始めることがあります。

その際に注目していただきたいのが、美女と野獣の物語の舞台になったフランスを感じられる小道具の数々や演出です。

フランスと言えば、ワイン大国、高級ワインの産地としてとっても有名ですよね。

世界観の演出として美女と野獣のQライン(待機列)にも、ぶどうが沢山入った籠や、手押し台車が飾られているんですよ。

また、美女と野獣のアトラクションの隣にあるガストンの酒場「ラタベルヌドガストン」で提供している⁉「ガストンのグラッパ」と書かれた樽も飾られています。

グラッパとは、ワインを造る際にでるぶどうの残りかすからつくられる蒸留酒みたいです。

農民や労働者の間で飲まれていたお酒としての歴史があるみたいなので、ガストンの酒場で提供するお酒としてうってつけですね。

さらに、ぶどうが沢山入った籠や手押し台車の周りにはブドウ畑が広がっています。

時期になるとぶどうが実る点も注目ポイントです。

魔法の「馬車」

ブドウ畑が広がるQラインをぐんぐん進むと、なにやら不穏な雰囲気を漂わす「馬車」が現れます。

美女と野獣の映画を観られた方はご存知の通り、野獣に囚われた父がベルが身代わりになったことで解放され、街に送り届けられる際に乗っていたあの馬車です。

馬車の後ろには魔法使いによって呪いにかけられたお城がそびえ立っており、なんともいえないシチュエーションです。

夜になるとお城がブルーにライトアップされるので、より一層馬車が不穏な空気につつまれますよ。

圧倒的な存在感を放つ「野獣の城」

美女と野獣の魔法のものがたりのシンボル的存在、魔法使いによって呪いにかけられた「野獣の城」は、深い森の中に高さ約30メートルと圧倒的な存在感で佇んでいます。

野獣が大切に守っている一輪の薔薇が置かれた、「西の塔」もしっかり再現されていますよ。

野獣の城は過去の美しかった面影はあるものの、すっかり魔女によってかけられた呪いによって深い闇に包まれてしまっています。

その外観から野獣と城の家来たちの絶望感もひしひしと伝わってきます。

城に施された豪華な彫刻もこの城の不気味さをより一層強める要素となっていて、どの彫刻も魔法によって恐ろしい姿や怪物に変えられているのです。

その彫刻はまるで、外部の人を寄せ付けないかのように城の辺りを見張っているようにも見え、目を合わすとぞっとします。

城へと続く橋の街頭にいる「ガーゴイル」という怪物の彫刻もそう思わせる一つです。

そんな不穏な雰囲気、絶望感を演出する恐ろしい彫刻の中にも唯一、平和を象徴する「鳩の彫刻」があります。

お城の左側に居ますのでぜひ探してみてくださいね。

物語のあのシーンに入り込める「城内」

石橋を渡って深い森に包まれた野獣の城に入ると、そこはまるで美女と野獣の物語そのものが広がっています。

城内のQラインも見どころ満載ですよ。

応接室

場内に入ってまず最初に通るのが、ベルの父親が城に迷い込んで暖をとった「応接室」です。

映画にも登場していた大きな暖炉の上には、訪ねてきたモーリスに気づかれないよう目を閉じて息を潜めるコグスワースとルミエールの姿が。

暖炉の手前には、ベルの父親モーリスが腰掛けた椅子とフットスツールがあります。

フットスツールの正体は、呪いによって肘掛けにされてしまった犬の「サルタン」です。

朝食部屋

応接室を次に通るのが、ポット夫人とチップ、コートラックが居る朝食部屋です。

最初はお互い警戒していましたが、距離を縮めようと努力する野獣の姿と内に秘めた優しい心に触れたベルは次第に心をひらいていき、初めて2人は一緒に朝食をとりました。

これを機に2人の心に何かが芽生え始めたといってもいいくらい、物語の重要な場面ですよね。

甲冑の廊下

朝食部屋を出ると、中世の鎧がずらっと並んだ廊下へと案内されます。

甲冑の廊下は、ルミエールをはじめ城の家来たちによってベルのために催された「ひとりぼっちの晩餐会」の後に、ベルがコグスワースに城内を案内された際に通った場所です。

甲冑は計6体置かれており、耳をすますとおしゃべりやいびきが聞こえてきたりします。

おしゃべりは日本語、英語、フランス語に対応しているので、そこに注目してみるのも面白いかもしれません。

また、6体の鎧のうち一体が持っている武器には「隠れミッキー」がいますので、隠れミッキー探しが好きな方はぜひみつけてみてくださいね。

大階段

鎧の廊下を通ると次は物語の序盤で、ベルが城に迷い込み父親モーリスを探した場面を忠実に再現した大階段、玄関の広間に案内されます。

大階段のある玄関の広間では、美女と野獣の物語のプロローグがステンドグラスによって映し出されます。

プロローグではなぜ、王子が野獣の姿になってしまったのか、魔法を解くヒントも知ることができるので、映画を観ていない方はこのプロローグをしっかりみておくと良いでしょう。

・ステンドグラスによる物語のプロローグは大階段の中央で行われます。
・プロローグの後に父親を探すベルが、階段左側に登場。野獣は階段右側から出てきます。

洗濯場

物語のプロローグを観終わった後は、魔法のカップへの乗り場へと続く待機列に案内されます。

その際に通る「洗濯場」では、映画でポット夫人とチップが野獣の城に女の子(ベル)が迷い込んだことを話しているシーンが再現されています。

実際にシーツに映るポット夫人とチップから会話が聞こえてくるので、注目してみてくださいね。

生活エリア

洗濯場の次は、お城での野獣と家来、ベルの暮らしを演出した「生活エリア」を覗くことができます。

この生活エリアでは、ルミエールとコグスワースの提案で野獣がベルを晩餐会に誘うも拒絶されて、野獣が怒ってしまうワンシーンが再現されています。

怒り狂う野獣に対して、怯えながらも「紳士的に」とアドバイスするルミエールとコグスワースの姿にも注目。

鍵置き場

洗濯置き場、生活エリアのQラインには映画でも登場する「鍵置き場」が飾られています。

お城で使われている部屋の鍵はこの鍵置き場で管理されており、すべてフランス語でかかれていたので翻訳してみました。

翻訳
  • Porte d’entrée(正面玄関)
  • Entrée(玄関)
  • Salon(応接室)
  • Chambre d’armure(鎧の廊下)
  • Bureau(書斎)
  • Bibliotheque(図書室)
  • Parloir(談話室)
  • Chambre des maîtres(寝室)
  • Aile Sud(南の塔)
  • Aile est(東の塔)
  • Aile ouest(西の塔)
  • Aile Nord(北の塔)
  • Salle de bal(ボールルーム)
  • Buffet(朝食部屋)
  • Salle à manger(ダイニングルーム)
  • Cuisine(厨房)

Qラインで見て回ったお部屋の鍵もいくつかありますね。

そして面白いことに野獣の爪痕がついたAile ouest(西の塔)」の鍵だけがありません。

西の塔といえば魔女に渡された「一輪の薔薇」が置かれた部屋です。

誰からも入られないように、野獣が必死に守っている様子が伺えますね。

キッチンと乗り場

生活エリアを抜ければ、魔女の魔法によってコンロに変えられてしまったシェフがいる「キッチン」に。

乗り場も兼ねているので「いよいよアトラクションに!」と気分が最高潮に達します。

この待機列でも、晩餐会に向けて腕によりをかけて料理を作ろうとしているシェフの姿や

映画の晩餐会のシーンに出てくる沢山のお皿、調理器具や調味料、食材などが見れて、私達ゲストを映画のワンシーンに入り込んだかのような気分にさせてくれますのでお見逃しなく。

実在する「絵画」のオマージュ

上記でご紹介した城内のQラインの壁には沢山の絵画が飾られています。

そのどれもが、実在する絵画をオマージュしたもので、しかも美女と野獣の物語の時代とリンクする18世紀にフランスで流行したロココ絵画が多いのも見所。

全ては紹介しきれないので一部をご紹介しています。

ヤン・フランス・ファン・ダール、ジャン=バティスト・モノワイエの絵画

ジャン・オノレ・フラゴナールの絵画

ジャン・オノレ・フラゴナールの絵画をオマージュしたものは、東京ディズニーシーにあるショップ「ヴァレンティーナズ・スウィート」でもみらますよ。

ニコラ・ランクレの絵画

呪いが解けたことを象徴する「紋章」

アトラクションを楽しんだ後に通る小道は明るくなり、小道に飾られた「紋章」の薔薇も色を取り戻しています。

実は城内に入って最初に通る「応接室」の暖炉に飾られていた「紋章」の薔薇は色がありませんでした。

城内入口・応接室にある紋章

ですが、野獣が「真実の愛」を手に入れ、魔女によってかけられた呪いが解けたことを象徴するアトラクションの出口にある「紋章」の薔薇は、色を取り戻し綺麗な一輪の薔薇に変わっています。

アトラクション出口の小道にある紋章

ぜひ、アトラクションに乗り終わった後もお城の細部に注目してみてくださいね。

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まとめ

今回は、待ち時間も楽しめる「美女と野獣野獣の魔法のものがたり」のQライン(待機列)の見所を徹底紹介させていただきました。

美女と野獣のアトラクションは人気のため、どうしても待ち時間が発生してしまいます。

ですが、お城の細部に注目しながら待つことができれば、退屈せずに待ち時間すらもアトラクションの一部として楽しめます

特に美女と野獣の魔法のものがたりは、Qライン(待機列)から物語の世界観を体験することができますので、スマホやお喋りでなんとなく通り過ぎてしまうのは非常に勿体ないですよ。

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