どうもディズニー大好き主婦の(@ririan)です。
東京ディズニーランドとディズニーシーには私達ゲストを楽しませてくれるアトラクションが多くあり、なかには高速で動く乗り物や急降下しスリルを味わえる「絶叫系アトラクション」も存在しています。
そのため、絶叫系が苦手な方は好きな方に比べて乗れる乗り物の選択肢が少なくなってしまいがち。
せっかくディズニーに遊びに行くからには、なんとか苦手を克服して一緒に行く彼氏や彼女、友達と思いっきり楽しみたいそう考えている方は多いのではないでしょうか。
今でこそパークの絶叫アトラクションを楽しんでいる筆者も、三半規管が弱いために浮遊感が苦手で、ディズニーの絶叫系アトラクションを避けていた時代がありました。
なのでその気持が痛いほど分かります。
そこで本記事では、お悩みの方に向けて筆者がどうやってディズニーの絶叫系アトラクションを克服したのか、その方法をご紹介していきます。
ぜひ、絶叫アトラクションを克服して、パークを思いっきり楽しみたいという方はチェックしてみてくださいね。
【こんな人におすすめの記事】
・ディズニーの絶叫アトラクションを克服したい
・体験談を交えた克服方法を知りたい
・心構えや恐怖感を抑える方法を知りたい
ディズニーの絶叫系アトラクションについて
絶叫系アトラクションを克服するためには、まずはパークにある絶叫系アトラクションのタイプを知ることが大切だと私は考えています。
どんなタイプの絶叫系なのかを知れば、適切な心構えや準備ができ、恐怖感や不安感をすくなくできますよ。
ということでディズニーの絶叫系アトラクションの種類を、私なりに3つのタイプで分類してみました。
- ローラーコースタータイプ
(高速で駆け抜けるジェットコースターです。急な坂道やカーブ、急降下などがあり、高いスリル感を味わえるのが特徴です。) - ドロップタワータイプ
(高所に一気に持ち上げそこから急速に落下し、大変スリルのあるアトラクションです。) - ライド・アトラクションタイプ
(最初から最後までスピードが出ているわけでなく、アトラクションの一部分で急降下や急旋回するのが特徴的です。
まずローラーコースターは、以下のアトラクションが挙げられます。
- ビッグサンダー・マウンテン(ランド)
- スペース・マウンテン(ランド)
- ガジェットのゴーコースター(ランド)
- フランダーのフライングフィッシュコースター(シー)
- レイジングスピリッツ(シー)
※どのローラーコースターも、富士急ハイランドにあるジェットコースターのような急降下はないのでご安心下さい。
ドロップタワータイプはディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにある「タワー・オブ・テラー」が当てはまります。
- タワー・オブ・テラー(シー)
タワー・オブ・テラーの落下の特徴はエレベーターのような装置によって小刻みに上昇と落下を繰り返すというもの。
フリーフォールとは異なり、最高到達地点からフェイントを掛けながら落下、上昇を繰り返すので、浮遊感をかなり感じるアトラクションです。
ドロップタワータイプは高所恐怖症の方にとって挑戦的なアトラクションになります。
最後に、ライド・アトラクションタイプの絶叫系について紹介します。
- スプラッシュ・マウンテン(ランド)
- センター・オブ・ジ・アース(シー)
- インディ・ジョーンズ・アドベンチャー(シー)
上記アトラクションは、最初から最後まで高スピードで進むのではなく、一部分や終盤で急降下や急旋回します。
このタイプは序盤では特に高スピードがでたり、急旋回や急降下したりすることがないため、心の準備ができていない状態で終盤の急降下を迎えてしまう、という点が恐怖心を煽ります。
特にディズニーランドにあるスプラッシュ・マウンテンは、序盤はゆっくり進んでいくのに対して、中盤あたりから徐々に落下があり、終盤で最大傾斜45度の斜面を急降下するというびっくりな展開が待ち受けているので、大きな落下ポイントがあるという心構えをした上で乗りましょう。
私の所感としてはパークにあるスリル系アトラクション、ローラーコースター、ドロップタワー、ライドアトラクションはどれも、乗ってみると想像していたより速度はそれほど速くなく、意外とコース設計も緩やかだなと感じました。
勇気を出して1回乗れば、個人差はあると思いますが「楽しい!」と思えるかもしれません。
各パークの絶叫系アトラクションの特徴
怖くない乗り方を事前に知ることはもとより、パークの絶叫マシンの特徴(怖さや浮遊感のレベル、速度)などの情報収集を行うと、ある程度そのアトラクションがどんな動きをするか予測でき、恐怖心による不安を軽減させられます。
下記では私が実際に乗ってみて感じた、各パークの絶叫系アトラクションの特徴、怖さや浮遊感のレベル簡単にまとめてみました。
乗る前の心構えとしてはもちろん、どの順番で乗っていくのが良さそうかなどの判断にも活用して頂けると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
東京ディズニーランド
ディズニーランドには4つの絶叫系アトラクションがあります。スプラッシュマウンテン以外はジェットコースタータイプのアトラクションです。
- スプラッシュ・マウンテン
- ビッグサンダー・マウンテン
- スペース・マウンテン
- ガジェットのゴーコースター
怖さと浮遊感のレベルは私の体験談を元に5段階評価でつけています。
アトラクション名 | 特徴 | 怖さレベル | 浮遊感レベル |
スプラッシュ・マウンテン | 最初から最後までスピードがあるアトラクションではありません。 アトラクションの後半で急降下あり。最大傾斜45度。 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
ビッグサンダー・マウンテン | ジェットコースタータイプのアトラクション。大きくカーブはするが、急降下はない。最高速度 約45km/h | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
スペース・マウンテン | ジェットコースタータイプのアトラクション。暗闇の中を急旋回する。最高速度 約50km/h | ★★★★☆ | ★★★★★ |
ガジェットのゴーコースター | ジェットコースタータイプのアトラクション。コースは短いが急カーブあり。最高速度 約35km/h | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
東京ディズニーシー
ディズニーシーには5つの絶叫系アトラクションがあります。ディズニーランドよりも絶叫系の乗り物が多く、それぞれタイプが異なります。
- タワー・オブ・テラー
- センター・オブ・ジ・アース
- レイジングスピリッツ
- インディ・ジョーンズ・アドベンチャー
- フランダーのフライングフィッシュコースター
怖さと浮遊感のレベルは私の体験談を元に5段階評価でつけています。
アトラクション名 | 特徴 | 怖さレベル | 浮遊感レベル |
センター・オブ・ジ・アース | 最初から最後までスピードがあるアトラクションではありません。 アトラクションの後半で急降下あり最大傾斜45度。 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
タワー・オブ・テラー | ドロップタワータイプのアトラクション。落下時の最高速度 約50km/h | ★★★★★ | ★★★★★ |
レイジングスピリッツ | ジェットコースタータイプのアトラクション。急降下はないが急旋回と360℃回転あり。最高速度 約60km/h | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
インディ・ジョーンズ・アドベンチャー | 急降下や急旋回はないが、左右の横揺れが激しい。最高速度 約25km/h | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
フランダーのフライングフィッシュコースター | ジェットコースタータイプのアトラクション。コースは短いが急カーブあり。最高速度 約33km/h | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
私がディズニーの絶叫系アトラクションを克服した方法
ここでは実際に私がディズニーの絶叫系アトラクションを克服した道のり、方法についてご紹介していきます。
下記の方法によって、今ではパークの絶叫系アトラクションを思いっきり楽しめるようになりました。
- パークの中でも比較的速度が緩やかなものからトライする
- アトラクションの世界観を好きになる
- 乗車前はお喋りしたり音楽を聴いたりしてリラックス
- 目は絶対閉じない
- 落下時はとにかく踏ん張る
- とにかく声を出す
パークの中でも比較的速度が緩やかなものからトライする
無重力やマイナスGによる浮遊感がジェットコースターやドロップタワーの醍醐味とも言えますが、おそらく苦手な方は浮遊感による内蔵が持ち上がるような感覚が不快に感じやすく、また普段から乗り物酔いしやすく三半規が弱い方が多いのではないでしょうか。
私もあの急降下する際の「ふわっと感」が苦手でした。
「普段から乗り物酔いしやすい」、「三半規管が弱め」、「浮遊感が苦手」という方で絶叫系を克服したいという方は、パークの中でも比較的コース設計が緩やかで怖さや浮遊感のレベルが低いものからトライし、徐々に身体を慣らして克服するのがおすすめです。
上記でご紹介させていただいた、怖さ・浮遊感レベルの5段階評価表を元におすすめの乗る順番をパーク毎にまとめてみました。
▷▶ディズニーランド
乗る順番 | アトラクション名 | 怖さレベル | 浮遊感レベル |
① | ガジェットのゴーコースター | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
② | ビッグサンダー・マウンテン | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
③ | スプラッシュ・マウンテン | ★★★★☆ | ★★★★★ |
④ | スプラッシュ・マウンテン | ★★★★☆ | ★★★★★ |
▷▶ディズニーシー
乗る順番 | アトラクション名 | 怖さレベル | 浮遊感レベル |
① | インディ・ジョーンズ・アドベンチャー | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
② | フランダーのフライングフィッシュコースター | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
③ | レイジングスピリッツ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
④ | センター・オブ・ジ・アース | ★★★★☆ | ★★★★★ |
⑤ | タワー・オブ・テラー | ★★★★★ | ★★★★★ |
※これは私が実際に乗車した感想を元につくられているため、感じ方などには個人差があることをご了承の上で参考にして頂けますと幸いです。
友達や彼氏、彼女と一緒にディズニーに行き、もしジェットコースターに乗ろうよと誘われたら、比較的怖さや浮遊感のレベルが低いものからチャレンジさせてもらえないか提案してみましょう。
アトラクションの世界観を好きになる
ジェットコースターやドロップタワー系のアトラクションが苦手な方は浮遊感だけでなく、そのアトラクションが放つ不気味な演出やみるからに怖そうなコース設計に、精神的な不安や恐怖心を感じてしまいやすいです。
ディズニーの絶叫系アトラクションの中にも雰囲気から恐怖心を煽るアトラクションが存在しています。
特にディズニーシーにある「センター・オブ・ジ・アース」や「レイジング・スピリッツ」、「タワー・オブ・テラー」は、恐怖心を煽る代表的なアトラクションです。
しかし、これらのアトラクションはただ怖い演出をしているのではなく、アトラクション一つ一つに物語があります。
例えば、センター・オブ・ジ・アースなら
謎の天才科学者ネモ船長によって明かされた、未知なる神秘的な「地底の世界」に地底走行車(ライド)に乗ってゲストが探索しに行くというもの。
SF小説の生みの親として知られる、小説作家ジュール・ヴェルヌの代表作「地底旅行」を基にしている。
といったように、そのアトラクションに隠されている物語を知ったり、好きになったりすることで、アトラクションに興味が湧き乗車するハードルや恐怖心を少なくすることができますよ。
ディズニーの絶叫系アトラクションは他の遊園地と違って、ただ怖いだけでなくストーリーがあるので絶叫系を克服する場として絶好の場です。
▷アトラクションのストーリーを深く知りたいという方は、講談社が出版しているトリビアガイドブックなどがおすすめ!
乗車前はお喋りしたり音楽を聴いたりしてリラックス
絶叫系アトラクションが苦手な方は、乗車前に恐怖心や不安感から緊張しすぎてしまいやすいです。
しかし、私の経験上、緊張した状態のまま乗車すると気分が悪くなりやすいので、乗車前はできる限りリラックスできるように工夫するのがおすすめです。
私がアトラクションの待ち時間で行っていたリラックス方法は以下のものになります。
・深呼吸をする
・好きな音楽を聴く
・待ち時間はとにかくこれから乗るアトラクションの話はしないようにする
・次どんな乗り物を乗るかなど、楽しいことをする計画を立てる
・とにかく笑って、前向きな気持ちになれるような話をするように心がける
怖かったらどうしようなどといったネガティブなことを考えるのを少しでも減らせると、乗車前の不安や恐怖感を和らげられますよ。
目は絶対閉じない
絶叫系が苦手な方がジェットコースターに乗ると恐怖心からつい目をつぶってしまいがち。
ですが、むしろ目をつぶることによって方向の予測ができなくなり、かえって怖くなってしまうので「目をつぶる」のは逆効果です。
目をつぶってしまうと、行き先が見えないで状況で進んでいくため恐怖感が倍増する上に、乗り物酔いを引き起こしてしまいかねません。
つい怖さ故に目をつぶってしまいがちですが、目は絶対に閉じずにしっかり座席の手前にある手すりに掴まって乗るようにしましょう。
落下時はとにかく踏ん張る
落下時は手すりにをしっかり掴み、背筋を伸ばし、座席の背もたれに背中がくつくような姿勢を心がけ、浮遊感を軽減させるために足とお腹に力を入れて踏ん張ります。
座席の背もたれに背中がくつくように姿勢を正した上で、足をしっかりつけてつま先に力をいれることで、落下時に感じる無重力やマイナスGによるふわっと感を軽減できますので、ぜひ試してみて下さい。
中には手を放したり力をいれたりせずに身を任せたほうが怖さを軽減できるという考え方もありますが、慣れていないうちに無理に手を放すのは余計に恐怖心や浮遊感を感じかねないため、個人的にはおすすめしません。
とにかく声を出す
急降下する際やカーブで急旋回する際は、思いっきり声を出すしたほうが怖さを軽減させられます。
恥ずかしくて声を出すのを我慢したり、歯を食いしばったりするのは逆に怖さを倍増させます。
「怖くて声が出せないよ」という方も無理にでも声を出すことで、恐怖心による緊張がほぐれるだけでなく、ストレス解消にもなりますよ。
パークの絶叫系アトラクションに乗車しているほとんどのゲストが、落下時や急カーブ時に大きな声で叫んでいるので、恥ずかしがらなくて大丈夫です。
ぜひ、ディズニーの絶叫系アトラクションに乗る際は、恥ずかしがらずに思い切り声を出しましょう。
絶叫系アトラクションに乗る前に気をつけたいこと
経験をもとに、絶叫系アトラクションに乗る前に気をつけた方がいいと思うことをまとめました。
- ジェットコースターなどの絶叫マシンに乗車する前のアルコールは控える
- 食後や空腹時に乗るのは控える
- 乗り物酔いしやすい方は事前に酔い止めを服薬する
- アトラクションの制限事項を確認する
乗り物酔いしやすい方は、特に上記の4つのポイントに気をつけて乗車することをおすすめします。
ちなみにパークにある横揺れが激しいかったり急旋回、急降下したりするアトラクションには、安全性を確保するために身長や健康状態に関する制限事項が設けられていることがほとんどです。
制限事項と制限が設けられているアトラクションについては、こちらをご確認下さい。
乗車することで症状が悪化するおそれがある場合は、無理せず乗車できないことを一緒に行く友達や彼氏、彼女に伝えて断りましょう。
まとめ
今回は、ディズニーマニアの筆者がどうやってディズニーの絶叫系アトラクションを克服したのか、その克服方法についてご紹介させていただきました。
- パークの中でも比較的速度が緩やかなものからトライする
- アトラクションの世界観を好きになる
- 乗車前はお喋りしたり音楽を聴いたりしてリラックス
- 目は絶対閉じない
- 落下時はとにかく踏ん張る
- とにかく声を出す
どれも難しいものではなくシンプルで取り入れやすいため、すぐに使えるものばかりです。
絶叫マシンを克服する上で大切なことは、初めから絶叫度の高いアトラクションにトライするのではなく、小さなローラーコースターから乗り、成功体験を積んで徐々に慣れていくことだと私は思っています。
そうすることで最初は怖くて乗れないと思っていたアトラクションに、いつの間にか体が慣れて克服しているかもしれません。
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