
ヨーホー!ディズニー大好き主婦の(@ririan)です。
東京ディズニーランド開園当初からあるアトラクション「カリブの海賊」は、17世紀〜18世紀頃にカリブ海を舞台に活動していた海賊達の船旅をモデルにしたライドアトラクションです。
アトラクションの入り口にあるおどろおどろしい「海賊旗」が、訪れたゲストに恐怖心を抱かせます。
アトラクションの題材や外観の雰囲気から、「カリブの海賊は怖いアトラクションなのでは?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
ですから、怖い雰囲気が苦手な方や子供と一緒にアトラクションに乗る方は、事前にどれぐらい怖いのか、どの程度のスリルがあるのか、知っておけると安心ですよね。
そこで今回は、初めて東京ディズニーランドの「カリブの海賊」に乗車する方に向けて、落ちる&怖いポイントやスリル要素を徹底紹介していきます。
また、合わせて子供は何歳からがおすすめなのかもお伝えします。
ぜひ、スリル系や恐怖系アトラクションが苦手で心配な方や、お子様と一緒にパークに遊びに行く方はチェックしてみてくださいね。
「カリブの海賊」は海賊がいた時代にタイムスリップする乗り物

「カリブの海賊」は、東京ディズニーランドのアドベンチャーランドの入口付近にあり、屋内型なので雨の日でも安心。
出典:東京ディズニーリゾート公式サイト
17世紀〜18世紀頃にカリブ海を舞台に活動していた海賊達の船旅をモデルに制作されたアトラクションのため、カリブ海を活動拠点としていた海賊達の冒険とスリルに満ちた船旅を、実際にボートに乗りながら体験できます。
ちなみに、ボートには一艘一艘女性の名前が付いているんですよ!
私達ゲストは、船着き場で一度に20名乗船できるボートに乗り、冒険とスリルに満ちた船旅にいざ出発!
ボートは静かに暗闇の中を進み、海賊達が活動していた時代へとタイムスリップします。
船旅では臨場感溢れる海賊船の戦いや、本物の人間のような動きを見せる「オーディオアニマトロニクス」というディズニーが開発した技術を搭載した人形、リアルなセットや特殊効果に私達ゲストは圧巻されます。
「所要時間は約15分」と、東京ディズニーランドのアトラクションの中でも長く、世界観をたっぷり堪能できます。
【カリブの海賊基本情報】 〈アトラクションタイプ〉 ライドタイプ 〈身長制限〉 なし 〈所要時間〉 約15分 〈定員〉 ボート1台20名 〈場所〉 東京ディズニーランド/アドベンチャーランド
ウォルト・ディズニーが携わった最後のアトラクション
東京ディズニーランドのアトラクションは、世界初のディズニーランド「カリフォルニアディズニーランド」のアトラクションを、ウォルト・ディズニーへのリスペクトを大切にしつつ、日本人の文化的趣向などに合わせてアレンジしたものが多いです。
「カリブの海賊」もその一つなんですよ。
中でもカリブの海賊はカリフォルニアディズニーランドでウォルト・ディズニー自身が設計に携わった最後のアトラクションとして、日本はもちろん世界中で愛され続けている、とても考え深いアトラクションなのです。
ディズニーが大好きな方は、ウォルト・ディズニーに思いを馳せながら「カリブの海賊」に乗船してみてはいかがでしょうか。
2007年に大幅リニューアルされた
カリブの海賊は2007年に既存の内容を活かしつつ、17世紀から18世紀にかけて活動していた海賊たちを題材にした作品、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの要素を取り入れたリニューアルを行いました。
映画でお馴染みのキャプテン・ジャック・スパロウらの個性豊かなキャラクターたちも登場するようになり、作品好きの方も楽しめるアトラクションになっています。
作品が好きな方はアトラクション乗船中に見ることができる、「ジャック・スパロウ」や「バルボッサ」にぜひ注目してほしいです。
待ち時間は平日なら5分、休日でも15分前後

待ち時間は平日なら5分、休日でも15分前後で乗れるため、長時間並ぶのが苦手な方も気軽に乗れますよ。
「カリブの海賊」落ちる回数は1回で場所は序盤

カリブの海賊は、暗闇の中を静かにボートが進んでいくアトラクションのため、ジェットコースターのようなスリル要素はありません。
ただしアトラクションの序盤で、海賊達がいた時代へとタイムスリップする入り口の滝で1回だけ落下します。
落ちると言ってもディズニーランドにある絶叫系のスプラッシュ・マウンテンのような絶叫感はありません。
ボート自体に安全バーが無いため、加速させて落ちるということはなく、静かに身体がふわっとする程度落ちます。
落ちることを事前にしらないといきなり落ちるので、初めて乗る方や小さなお子様は驚いてしまうかもしれません。
落ちる速度と高さ
落ちる角度は、公式サイトによると傾斜角度22.5度で、約5mを落ちるそうです。
秒数でいうと2、3秒程度とあっという間です。
スプラッシュマウンテンは、最大傾斜45度で16mを一気に落ちます。
比べてみると、カリブの海賊の落ちる高さがそれほどでもないことが分かります。
不安な方は落ちるところのシーンだけは、前方にある手すりにつかまって乗るのがおすすめです。
また、お子様と一緒に乗られる際は、お子様に座席前にある手すりをしっかり掴むように教えてあげると安心です。
落ちる回数は減った?
落ちる回数が減ったという噂がありますが、日本にあるカリブの海賊は開園当初から落ちる回数は1回だけです。
ちなみにフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのマジックキングダムにある「カリブの海賊」も落ちる回数は1回。
上海ディズニーランドの「カリブの海賊」は、後ろ向きで2度落ちます。
「カリブの海賊」の怖いポイント

実際に東京ディズニーランドの「カリブの海賊」を乗船してみて感じた、怖いポイントは以下の点です。
- 暗闇や大砲の大きな音
- 港町の略奪や人身売買のシーン
- テーマ曲「Yo ho」の歌詞
暗闇や大砲の大きな音
出典:東京ディズニーリゾート公式サイト
カリブの海賊は、ボートで終始暗闇の中を進んでいくアトラクションのため、赤ちゃんや2、3才児、未就学児は怖がってしまうかもしれません。
また、アトラクション内では海賊船の激しい戦いシーンがあるため、大きな大砲の音や怒号などが飛び交いっており、迫力があります。
海賊船の激しい戦いシーンは、大人でも結構びっくりする音がでるため、子供がビクついていたらそっと耳を塞いであげたり、お子さんに耳を塞ぐように教えてあげると怖さを和らげることができると思います。
港町の略奪や人身売買のシーン
カリブの海賊は海賊達がいた時代をリアルに描いたアトラクションのため、略奪や人身売買、「花嫁オークション」のシーンがあります。
大人でも結構生々しいと感じるので、子供だと恐怖心を抱いてしまうかもしれません。
アトラクションの演出の一部「花嫁オークション」のシーンは、女性に対する差別として、度々取り上げられています。
アメリカでは批判する声が多く、アナハイムにあるカリフォルニアディズニーランドの「カリブの海賊」から花嫁オークションのシーンが削除されました。
東京ディズニーランドの「カリブの海賊」では、変更するかどうかは未定だそうです。
テーマ曲「Yo ho」の歌詞
カリブの海賊のテーマ曲「Yo Ho」という曲も怖い要素の一つです。
一度聞いたら忘れられない、テンポが良く陽気な楽曲ですが、この曲の歌詞を和訳すると海賊たちが犯した罪や暮らしぶりが分かる内容で、かなりぞっとする怖い曲なのです。
歌詞の意味を知った上で、その曲を明るく楽しそうに歌っている海賊達の姿を見ると狂気的に感じ、とても恐ろしく感じます。
カリブの海賊は子供は乗れる?何歳からがおすすめ?

落ちる要素や怖いポイントもいくつかあるカリブの海賊、子供は乗れるのか不安になっている親御さんもいらっしゃると思います。
乗り物自体は身長制限や年齢制限などはなく、乗り物に1人で座って安定して乗ることができる状態であれば何歳からでも乗ることができます。
ただし、アトラクションのストーリー的に子供の教育上に良くないシーンが多く散見されます。
そういった歴史的な背景を忠実に再現しているシーンも含めて「カリブの海賊」は魅力的なアトラクションですが、子供向けアトラクションとは言えません。
赤ちゃんから2、3歳児、未就学児の子供を乗せるのは、ただただ怖がってしまうだけだと思うので、正直言っておすすめできません。
未就学児と同じボートに乗ったことが何度かありますが、ほとんどの子がギャン泣きしていました。
特に年齢制限は設けられていませんが、私の感覚としては小学生以上のお子様と一緒に乗るのがおすすめです。
まとめ
今回は、カリブ海を活動拠点としていた海賊達の冒険とスリルに満ちた船旅を、実際にボートに乗って体験できる「カリブの海賊」の落ちる&怖いポイントやスリル要素を徹底紹介しました。
1回
【怖いポイント】
暗闇や大砲の大きな音・港町の略奪や人身売買のシーン・テーマ曲「Yo ho」の歌詞
【子供は何歳からがおすすめ】
小学生以上
東京ディズニーランドにあるアトラクションのほとんどは、家族向けで、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しむことができるように設計されています。
しかし、「カリブの海賊」に関してはストーリー性などから、子供が楽しめるアトラクションとは言い難いです。
パイレーツ・オブ・カリビアンが好きな子で、小学生以上のお子様だと、迫力のある壮大なスケールに感動することでしょう。
大人の方で初めて「カリブの海賊」に乗る方は、総工費約160億円も費やしたウォルト・ディズニー自身が最後に設計したアトラクションの壮大なスケールに圧巻されること間違いありませんよ。
コメント