どうもディズニー大好き主婦の(@ririan)です。
パーク内で唯一和食を楽しめるレストラン櫻と北斎、正直どっちが美味しいのか、どのうな違いがあるのかについて気になっている方は多いのではないでしょうか。
同じ和食屋さんであっても、2つのレストランは開業までの道のりが大きく異なります。
ですから味はもちろんメニューも若干異なるんですよ。
今回は2つの和食屋さんに実際に入店し、お料理を食べてきたので正直レビューをしつつ、それぞれのお店のストーリーにもほんの少し触れていきます。
レストラン櫻と北斎それぞれの違いと魅力
レストラン櫻と北斎それぞれには、しっかりとしたストーリーがあります。
この2つの和食屋さんは同じ20世紀初頭のアメリカで開業されたレストランではありますが、開業までの道のりやオーナーは全く異なるんですよ。
それぞれのストーリーを知ることで、メニューや味の雰囲気が異なる理由がわかるので、知っておいて損はないはず。
フィッシュマーケットを改装してつくられた「レストラン櫻」
レストラン櫻は東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントエリアの中でも、古い街並みが広がるウォーターストリートに店構えをしています。
オーナーはなんと、日本人でタナカさんと言い、大阪からはるばる大都市ニューヨークに移住してきたというのです。
行動力はんぱない
このタナカさん、最初からレストラン櫻のオーナーだった訳ではなく、初めは魚市場「リバティ・フィッシュマーケット」のオーナーでした。
日本人のタナカさんがオーナーの魚市場には、たくさんの日本人移民の方達が憩いの場のように訪れるようになりました。
そこで、故郷の味を楽しんでもらいたいと思いたち、市場を改装してレストラン櫻を開業したのです。
いい話!タナカさんやる〜
なのでレストラン櫻の店内は、イカの看板や魚の飾りなど、フィッシュマーケットの面影が色濃く残っています。
そんな、日本人がオーナーのタナカさんが提供する和食は、日本人も海外の人も楽しめるようアレンジを利かせた和食料理が多いです。
例えば和食の代表的な料理である天麩羅は、オーソドックスな食べ方としては塩や天つゆだと思いますが、レストラン櫻では天つゆとプラスでバーニャカウダが付いてきます。
天麩羅にバーニャカウダをつけるのは一風変わった食べ方ではあるものの、とてもマッチしています。にんにくが少し効いているのでお酒がススムススム。
また、天ぷらの内容も一般的な和食屋さんではあまり食べられない、ソフトシェルクラブが入っていたりと、日本人移民のオーナーが提供する天麩羅ならではの拘りが感じられます。
浮世絵師、葛飾北斎の名前が付けられた「れすとらん北斎」
れすとらん北斎は東京ディズニーランドのワールドバザールエリアに店構えをしています。
入口は1階ですが店内は2階にあり、入り口や看板からは想像もできないほど店内が広いため、そのギャップにちょっぴり驚きます。
このれすとらん北斎は、和食の素晴らしさに魅了されたとあるオーナーが開業しました。
ここ20世紀初頭が舞台のワールドバザールでも、日本の伝統や侘び寂び、芸術が好まれており、その中でも特に和食への計り知れない愛を持っていたのがれすとらん北斎のオーナー。
沢山の人々と美味しい和食を分かち合いたいという一心で、もともと営業していたレストランを改装してわざわざ和食レストランにつくり直して開業したんだとか。
北斎のオーナーも行動力はんぱない
外装のデザインや運営に、日本をしっかりと反映させられるように日本人移民を雇ったそうです。
日本への強い愛と拘りをかんじるね〜
そして、店名はここで行われる文化交流を祝して、当時西洋に最も影響を与えていたが画家であり、関わりが深い幕末の浮世絵師「葛飾北斎」から命名したというのです。
看板にはもちろん、店内には葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」の「神奈川沖 浪裏」の屏風が飾られています。
葛飾北斎の作品以外にも、日本を感じられる江戸の古地図や、なんと東洲斎写楽の浮世絵も飾られています。
なんか、トーハクに来たみたい。
そんな日本への愛が強いオーナーが提供する和食は、日本人はほっとし、海外の人にとっては憧れの王道な和食料理が多いです。
北斎でもレストラン櫻同様に天麩羅うどん膳が提供されていますが、櫻のようなアレンジはなく、ザ王道を貫いており、天ぷらは天つゆをつけて頂くスタイルです。
天ぷらの内容もエビ、かぼちゃ、ナス、いわしなど定番のラインナップで、和食の代表的な料理、天麩羅を心ゆくまで堪能できます。
レストラン櫻と北斎、正直どっちが美味しい?(感想)
さて、2つの和食屋さん、どちらも実際に入店し、味を比較できるよう同じメニュー「天麩羅とうどん膳」を頼んでみました。
和食屋さんの天麩羅を食べればその店の実力がわかると私は信じているので、、
どちらも同じメニューではあるものの、天ぷらの内容や食べ方が異なっています。
完璧に好みだと思いますが、王道すぎる北斎の天麩羅とうどん膳よりも、変わり種やソースが付いたレストラン櫻の天麩羅とうどん膳のほうが私は美味しいと感じましたし、好きです。
レストラン櫻の天ぷらは衣が薄くサクサクなのに対して、北斎の天ぷらは衣が厚めでかなり食べごたえがあります。
他の揚げ物はどうかわかりませんが、サクサクした天ぷらが食べたいのであればレストラン櫻が断然おすすめ!
ただ、れすとらん北斎は特大のエビ天麩羅が2つ付いてくるので、エビ好きの方でしたら北斎の天麩羅とうどん膳のほうが魅力に感じるかもしれませんね。
これは天麩羅とうどん膳に限ったことではないのですが、シンプルに王道の和食を楽しみたい方はれすとらん北斎がおすすめ。
逆にアレンジを効かせた創作和食が楽しみたい方はレストラン櫻がおすすめですよ。
まとめ
今回はレストラン櫻と北斎どっちが美味しいのか正直レビューをしつつ、それぞれのお店の違いや魅力についてもお話させていただきました。
同じ和食やさんであっても、開業までの道のりやオーナーが異なることで、提供されているメニューの内容も若干異なりますので、ぜひこちらの記事を参考にあなたの好みに合うほうのレストランで和食を堪能してみてくださいね。
それではパークでの素敵な1日を!
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